飛行場からタクシーでホテルへ向かう。 ホテル名を書いた紙を用意してたので、何の心配もなく行ける。
窓から外を眺めるけれど……さすが大昔（25年前くらいかなぁ？）に来たというだけあって、ぜんっぜん覚えていない。まぁ、街も変わったでしょうしね。もちろん、泊まったホテルも地区も覚えておらず、これは行ったことになるのか、ってぐらい。かろうじて故宮博物館に行ったことは覚えていますわ。
たのしく街をみていたら、ほんの15分ほどでホテルに到着。180元でした。
ドアマン？さんが、すかさず、タクシーの番号を控えたカードをくれる。こはなんぞや、と思ったけど、もらっておいた。後に、このサービスのすばらしさに気づいて、おおっと思う。そう、車内に忘れ物などをしたときに、すぐ問い合わせができるんだよね。
受付で手続きをする。荷物を預かってもらおうとしたら、「まだ1時だけど、部屋の準備は出来てます」ということで、部屋へ案内してもらった。
「部屋の説明をしましょうか」と言ってくれたので、コーヒーメーカー（ネスプレッソでした）の使い方とか、カーテンとかライトの使い方とか聞いたあとに、お兄さんは「20階にはジムと大浴場、そしてプールがあります」というじゃありませんか。「え、プール、入れるの？」と聞くと、「はい」と言う。室内じゃないけど、温水なんだって。でも、寒いと思うよ、やっぱ。2月だしね。
フロントの人も案内してくれたお兄さんも、とっても親切で笑顔で優しい。日本語もいっぱい勉強したんだろうなぁ。
今日は九份に行こうかとなって、ホテルに相談することにする。ロビーに降りて、「GUEST RELATION」というデスクに向かう。たぶんコンシェルジュさん。なんと日本人の人で、あれこれ相談するのも日本語でできるってラク～。
九份は雨が多いこと。ツアー客でごったがえしていること。バスだと乗り場によっては何台待っても乗れないということがあり得ることなどを聞いて、結局、タクシーをチャーターすることにした。４時間で2500元。1万円ぐらい？
九份の状況もタクシーのチャーターも一応、事前にネットで調べてあったんだけど、それをいろんな状況も考えて手配してくれるというのはほんとにありがたい。自分であちこち電話かけなくていいんだもん。
コンシェルジュさんは、「3:45ぐらいに出れば、ツアー客の行動とガッチリ一緒にはならないでしょう」ということで、その時間でお願いした。
小腹が空いたので、時間までそのへんをふらふらすることにする。
「ほよほよタイワン ～きまま台湾・街散策～」というブログに紹介されていたフードコートFAVtoryに行ってみた。可愛らしい雑貨が少しとパン屋さん、カフェなんかが入っていて、お土産もちょっとだけ売っている。その奥に、フードコートがあって、何軒かのお店が。
私は「炎麻堂」というお店で、すっぱ辛い、かわいた麺（スープのないウエットな麺）を注文した。店のお兄さんが飲み物と小さなお菜のついたセットにしろとすすめる。ここまでは日本語で話したんだけど、味のことを聞いたらお兄さんがうまく話せないようだったので、英語に切り替えた。
で、結局、お兄さんが「人気がある」とおすすめのインゲンの炒め物小菜とお茶のセットにした。
麺はまぁまぁ。小菜は味は悪くはないけど、少ししょっぱい。お茶は缶のお茶で、勝手にあったかいお茶を想像していた私はちょっとがっかり。
その後、何度か思ったけど、台北のお店では日本語が「ちょっと」できる人が多い。特に大きなレストランやお土産屋さんには日本語のできる人がいる。でも、フードコートや屋台のお店では、それほどでもない。数字なんかでも、英語の方が通じる。
でも、ここが外国であることを考えると、もう異常なほど日本語が通じちゃうんだよ〜。メニューなんか、日本語と英語が中国語と一緒に書かれてるし。20数年前に来た時は、こんなじゃなかったと思う。これは人気になっちゃうよね。
さて、食事の最後に、そのフードコートになぜかあった大判焼き屋さんで大判焼きを買って食べて、ホテルに戻る。
これは大判焼きの袋で～す！ 紅豆餅？紅豆はあずきだよね。餅は中国語で小麦粉のお菓子なんかもそういうらしいから、大判焼きっていう名前よりそのまんまだね！
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