★ つつじ亭は、落ち着ける和風旅館
さて、これから草津に。
夫にとってはほぼ地元で、実家からも遠くない。車で30分の距離である。ちょっと遅くなったので、走り出したところでホテルに電話を入れておく。
ナビにホテルの住所を入れておいたので、迷うことなく到着。
今夜の宿は、「つつじ亭」。
この「つつじ亭」は5000坪の敷地に建っているんだそうだが、客室はわず10室。駐車場も15台分しかない。
高層ではないし、玄関もそれほど大きくはない。だからそんなに大きな敷地があるようにはみえないんだけど。(夜だし)
なんだか隠れ家的? ちょっと違うかな。でもなんとなく派手じゃないのに贅沢な感じ。
門から車を入れると、宿のスタッフが出迎えてくれて、車をあずける。
そして、荷物を運んで案内してくれる。
ちょっといい感じのお出迎えにわくわくするなぁ。
入ると、わぁ~、和風旅館~って感じだった。
こんなウェルカムドリンクをもらって、部屋に案内してもらう。専属の仲居さんだ。にこにこして感じがいい。
1階の「芦刈」というお部屋だった。
おお~、広い。和室12.5帖+6帖+サンルーム+檜風呂(源泉かけ流し)とHPにもあったけど、ほんと、広い。
ちょっと古いかな、って気はするけど、キレイに掃除されてるので問題なし。今回は残念ながら、露天風呂付ではなかったけれど、この本館ではなく、離れの部屋には露天風呂付の部屋もあるようだ。
お部屋はこんな感じ。
テーブルになぜかスパークリングワイン。 ??
そういえば、JTBのプランにそんなことが書かれていたっけ。
夜食の焼きおにぎりもそのプランにはあったんだけど、これは断った。食べられそうもなかったので。
このワインは「今日、召し上がりますか? お持ち帰りになりますか?」と聞かれたので、持ち帰ると伝えると、プチプチで包んでくれた。
ちょっとだらだらして休んでいたら、すぐ食事の時間になり、先ほどの仲居さんが迎えに来た。
★ 量も質も満足の夕ご飯!
食事は旅館内の料亭にいくんだけれど、食べるところは個室。
ふすまで仕切られているんだけど、テーブル席だった。
食事はもちろん和食。懐石料理です。
JTBによると(?)、創作懐石らしい。
前菜、お造りときて、松茸の入った土瓶蒸し(お出汁がよく出ていておいしかった)が出た時のこと。
息子が「これどうやって食べるの?」と聞いたんですよ。
私たち親は二人とも、明確には答えられなかったんだけど(適当に食べる)、息子はちゃんとググって、それで正しい食べ方を知ったのだ。
ほんと、スマホってすごい……って、それほどのことじゃないよね(笑)。
ちょうどいいのが入ったんですよ、と子持ち鮎の塩焼きが出てきた時は小躍りした。好きなんですよ、鮎。
鮎の左下にうつっているのは「無花果(いちじく)田楽の飯蒸し」というもの。田楽なので、いちじくの上にかかっているのはお味噌で、イチジクの下にはご飯がある。
イチジクって、総菜になるのね。
意外な味でした。おいしかった。この辺が創作なのかな。
そのほか、南瓜万頭や、濃厚とうもろしの餡かけなども、一風変わった趣で、なかなかおいしかった。和牛の八丁味噌煮も良かった。
これが南瓜万頭。
で、この辺まで来たところで、私の胃は「もうそろそろいっぱいよ~」と訴えてきたので、その次の松茸ご飯はお茶碗半分に。でも、これはすごくおいしかった。
ここでやめられれば太らないんだけど、その後のデザートはしっかりいただきました。
仲居さんの「別腹ですからね」のお言葉通りでございます。
別腹も含めてはち切れそうです~。
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