★ 草津の湯は万病に効く?
さて、食べたらお風呂。
宿の人は「草津は特になにもないですけれど、ほんとにお湯だけは素晴らしいので、ぜひゆっくり入って下さいね」と言う。
そして、「大浴場もありますし、もう一つ、貸し切り風呂があります。これは湯畑からひいたお湯で、ぜひ入っていってください」と言うので、せっかうなので、貸し切りの時間を予約した。
私はまず、大浴場へ。
客室数が少ないせいか、大浴場といってもそれほど広くはないけど、露天風呂もあって気持ちよかった。
露天風呂は、他に入っている人がいなくて、ラッキー。
夫はまず客室についている内風呂に入っていた。
内風呂は檜です。
ホテル探しの時に、内風呂があるところをいくつか見ていたら、「内風呂は温泉ではありません」というのあった。
え、温泉に来て温泉じゃないお風呂に入るの?
と思ったんだけど、どうしても内風呂が欲しい人もいるんだろうね。
ここのは温泉です。
そして、予約の時間になったので、貸し切り風呂に行く。
湯畑からのお湯は強酸性だそうで、ちょっとぴりっとするかも、とのこと。お風呂の説明にも「お風呂に入っているときに、肌をこすらないで」と書かれている。
実際入ってみると、ほんとにちょっとぴりっとするけど、大丈夫そう。私はよく化粧品なんかでもかぶれるし、肌が弱いけど、問題なかった。
うーん、温泉だわ。草津の湯は恋の病以外の病気なら治るそうだし、ちょっとやせないかな?(笑)
夫はちょっと面倒臭そうだったけど、せっかく宿の人が勧めてくれたので、入ってました。
あー、よく暖まったあとは、ぐっすりお休みなさい……といきたかったんだけど、夫が一番先に寝たおかげでいびきが!
息子と二人で「うえ~っ!」でした。なんと、今回はいびき軽減グッズを持ってくるのを忘れてしまった!!!! さらに、私は耳栓も忘れました。とほほ。
でも、疲れていたせいか、草津の湯のせいか、無事眠れました。
★ つつじ亭は、落ち着ける和風旅館
そういえば、夕食後に帰る道々、談話室というところをのぞいてみた。
お茶なんか飲めたりするようで、良い感じ。
ああ、冬にきたら、素敵な気がする。ゆっくり宿を楽しめる感じ。
こういう部屋があるっていうのは、やっぱりホテルにいろんな意味で余裕があるっていうことなのかな。
* * *
お風呂にゆっくりあったまったせいか、翌朝はすっきり起床。
朝食はこんな感じ。
けっこう量があって、それぞれなかなかおいしかったので、食べ過ぎました。
この宿は、湯畑まで歩くとちょっと距離があるとのことなので、朝食後に車で出発。せっかくだから湯畑を見たいし、お土産も買いたい。
でも草津は駐車場が少なく、早めに行かないといっぱいになってしまうそうだ。
さて、親切な仲居さん(ほんとに感じのいい方でした)に心付け(2000円渡した気がする)を渡して、ちょっとしたお土産をもらって宿をあとにしました。
こんな帰る頃じゃなくて、もっと前に渡した方がいいらしいけど。
実は、この「心付け」というのを渡したのは初めてで、そういう習慣があることも知らなかった。
旅館だから絶対必要というわけじゃなくて、部屋付きの仲居さんがいる場合だけだそうですが。それだって、絶対というわけじゃないらしいですけどね。
もっとも、病気になって薬をもらったとか、世話をかけたときなんかはあげると良いそうです。
ま、気持ちだからね。
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