Moon River あちこち行きたい

家族で国内・海外旅行。うきうきの準備から現地での様子まで。SFC修行のことや人にもらったお土産レポもあり。

【冬のシドニーも楽しい!3】オペラハウス日本語ツアーとオペラキッチン

シドニーといえば、旅行パンフレットにもガイドブックにもドーンと写真が載ってるオペラハウス。

世界遺産ですし、観光客の数も相当なものでしょう。

 

でも、建物見て、「ほえ~、変わった形だなぁ」で終わってしまってはちょっともったいないかもしれません。

 

どうせなら中側も見てみたくないですか?

もう少しだけ、オペラハウスのことを知れば、見に来た甲斐があったなぁと思えたりして……。

 

というわけで、オペラハウスの中と歴史を学べるオペラハウスツアーに参加して来ました!

 

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 オペラハウスツアーの予約をしよう!

 

ホテルに荷物を預けた後、ともかくオペラハウスに向かおう、ということになりました。(チェックインには早すぎたので)

なんとなく「シドニーに来たぞー!」感を味わおうと思って。(笑)

 ホテルのそばのセント・ジェイムズ駅(St. James)から電車で一駅。サーキュラー・キー駅(Circular Quay) について、海側に出れば、わー見えた〜。

もう、あの特徴的な姿が見えます。

 

さて、オペラハウスには、中を見ることのできるツアーが用意されています。

英語や中国語だけでなく、日本語や韓国語なんかのツアーもあるんですよ。

ただし、英語と中国語は1時間、日本語や韓国語は30分のツアー。

見ることのできる建物も前者が2つの大きなホール、後者は1つです。なのに、値段は同じ!

ずるいじゃないか、と英語のツアーに傾きましたが、夫が「絶対日本語」というので、日本語のツアーに決定。

(見るだけでも、楽しいかもしれないのに…… )

 

まず、チケットを買ってツアーの予約

ところが、これが、予約場所を見つけられなくてぐるぐるしてしまった。

ガイドブックに「Box OfficeとWelcome Centreで予約可能」ってあったので、2階のボックスオフィスに行ったら、すごい人。なんか有名な人のコンサートチケットでも売り出してるんだろうか??

係員さんに聞いたら、「1階のWelcome Centreで予約した方がいい。ここはすごく混んでるから」とのことで、1階に。

ウェルカムセンターってどこよーとウロウロして、結局、人に聞いてやっと見つけました。

オペラハウスグッズを売ってる売店にくっついてる売り場です。

こんな感じのところです。

 

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サーキュラーキーの駅から歩いて来て、右側のオペラハウスの階段を登らずに、海沿いを建物に沿って歩くと、オペラバー、オペラキッチンというレストランとバーが並んでいますが、その通路の奥にあります。

 

 

大人1人30ドル(オーストラリアドル。だいたい2,200〜2,300円ぐらい)。

この時は知らなかったのですが、オペラハウスのHPを見たところ、そこから予約すると、10%引きになると書かれています。(ツアーだけの場合のみ10%オフ。ツアー+食事とかの選択肢もあり。しかし、2019年11月の時点で、2020年4月からの予約しかできない設定……謎です)

HPはここです。(日本語)

 

ブースでチケットを買うと、予約時間を示してくれるので、時間を選びます。

あ、「Japanese tour」だとはっきり言ってくださいね〜。

何しろ、周りは中国人と韓国人だらけなので、間違われるかも。

 

私たちが予約した時は、お昼前でしたが、1時間半後が一番近い時間でした。

時間に余裕のない場合は、オペラハウスの外観を見たり写真とったりする前に、まず予約に走った方が良さそう

 

そして、待ち合わせ場所は、あそこだよ、と待ち合わせ場所を指示されます(「Three」と言われた)。ブースのすぐ隣りで、柱にこんな風に言語が書いてあります。

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 日本語のツアーは3番のこの柱に集合。韓国語ツアーと、ん?普通话?中国語のことらしいです。

あ、フランス語やスペイン語もある。Deutscheはドイツ語かな。

 

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GermanとかJapaneseとかしてないのは、その国の人がすぐわかるように、その国の言語のまま表記してるからなのよね。観光客フレンドリー、良い。

 

ちなみに英語ツアーは1番の柱でした。

 

 

 オペラキッチンで小腹を満たす

 

さて、1時間半ぼーっとしてても仕方がないので、ちょっとお茶でも。

それに少しだけ食べたい気もするし。

というわけで、チケット買ったブースの隣りのオペラキッチンというレストランで軽く食事することにしました。

 

「食事をする席」と、「注文するカウンター」はあるんだけど……その二つの間は誰でも通る通路になっているし、そんなところで、ぼーっと立っていても席に案内してくれそうもない。

 

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左がカウンター。右側がテーブル

上の写真の逆側から通路を撮ったもの。

左がテーブル。右がカウンター。

通路の脇のテーブル席と、海側に1段上がったところには、テラスっぽいテーブル席があります。

 

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夫は勝手に空いてる席に座ってるし。(笑)

 

で、カウンターのお姉さんに、この店のシステムを聞いて見たら、

まず、席を探す(夫は正しかった)。

「あなたの席、どこ? 通路側? テラス?」風なことを聞いて来たので(よく覚えていないけど、そんな感じだったと思う)、「あそこよ」と夫のいる席を指差すと、

「ここで注文するでしょ、番号札渡すから、それをテーブルに置いておけばOKよ」と言われました。

 

なるほど。

注文したら、渡された番号札がこれ。

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でかい。

これを置いて待っていたら、まず、飲み物をお姉さんが持って来てくれました。

でも、食べ物がなかなか来ない。

飲み物が冷えるちゃうよー。

 

で、その辺のスタッフに声かけたら、

「あ、日本人なんで、日本語でいいですよ」とスタッフのお兄ちゃんに言われました。

オーストラリアで働いているそうです。

しかし、なぜ私がすぐに日本人だとわかったのかは謎。

 

香港でも、オーストラリアの他のレストランでも日本語で話しかけられた私。

ザ・ジャパニーズなオーラを放っているとは友人談。

「他の国の人はそんなゆるい雰囲気ではない」とのこと。緊張感がないそうです。「だから、フランスでスリに狙われるんだよ」とのこと。とほほ。

 

話を戻して。

ともかく、無事、食べ物がきました。

フィッシュ&チップスです〜。

 

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前年にロンドンで食べ損ねて、地元のお祭りで、移動販売車で売ってたやつを買ったところ、モルトビネガーをかけたやつが美味しくて、夫がハマったため、これになりました。

 

もちろん、二人で一つ。

欧米系は、量が多いことが多いので、少なめに頼んで、あとで追加というのがうちの暗黙の了解。

 

まぁまぁ、いけます。でも、日本の移動販売車の方が美味しかったかな〜。

モルトビネガーをくれ〜。

 

それでも海を眺めながら、ワイワイと人々が喋る場所(しかも、中国語や英語など、外国の言語ばっかり)で、旅行気分満載!

 

 

 オペラツアーに出発! 歴史も建築物も価値ありの世界遺産

 

お腹も満たし、休憩もとったところで、ツアーに出発です。

日本人の女の人がガイドしてくれます。

 

デンマークの建築家ウツソンのデザインで、1959年に着工したんだけど、あの貝殻みたいなデザインのせいで、できるまでに14年かかったとか、工費がすごくかかったとか。

で、政治的な問題で途中で予算が下りなかったりして、この建築家は途中でプロジェクトを降りちゃったりして、すったもんだの末に出来上がったそうです。

この建築家、その後、オーストラリアにこなかったので、完成品を見たことなかったんだって。

とまぁ、いろいろ歴史的なことを聴きながらのツアーは、なかなか面白い!

 

これらのことは、きっと検索すればあちこちに書いてあるんでしょうが、モノを見ながらというのはまた違うなぁ、と思います。

こんなことでもなければ、オペラハウスのことなんて、知らないままだったでしょうから、ね。

 

さて、内部を見てみましょう。

 

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これは正面玄関から入ったところのあたりかな。

ここで、数分間のビデオを見ます。(そんなに面白くなかった)

この壁の上の方とか、なかなか凝っていて、不思議。

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あの貝殻型のドームの中に、建物がすっぽり入っている感じなの。

(貝殻というより、ナウシカのオームに見えた私は悪くない、悪くない)

 

 

ここは、オームが2匹(貝殻が並んだ列が2つ)の間かな。(笑)

 

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この白い壁はぜーんぶタイルで、白とクリーム?の2色なんだけど……

 

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クリームの方はツルツルしてないのよね。

ちょっと意外。

遠くからだと真っ白で光って見えるのに、近くに行くとそうでもないのよ。

でも、タイルの貼ってあるこのパターンとか、上の内部の壁の感じとか、モダンなのにちょっとレトロな感じもあって、いいなぁ。

 

この階段を上ったところから、劇場(ホール)に入ります。

 

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天井が綺麗。素敵な建物だなぁ。

 

残念ながら、劇場(ホール)内部の撮影はダメでした。

舞台のはじに、パイプオルガンの端が見えて、その大きさにびっくり。

ホールの中で質疑応答(笑)の時間があって、どなたかが「ここの土地は、アボリジニから買ったんですか?」とかいう興味深い質問をしていました。 アボリジニ関係のことは少し繊細な問題らしく、明言は避けられていましたけど。

 

オペラハウスには大きなホールが2つと小さなホールが二つ、だったかな。

今も現役バリバリの世界遺産です。

 

 

中から外を眺めたところ。

これは貝殻の尖った屋根のところですね。

 

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テラスのようなところから海を望みます。

 

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おお、船が〜! 後ろに見えるのはハーバーブリッジ!

 

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え、ここ、けっこう高い!

下に人が小さく見えるでしょ?

これでツアーは終わり。

もう一つの大きなホールも見てみたいけど、うん、30分でよかったかも。

(ちょっと疲れた)

ラッキーだと、リハーサルの模様が見られたりするそうですよ。

 

 

 

さて、さっきチケット買ったところの横のショップでおみやげみようかな。

(ツアーに参加しなくても、入れる内部のショップもありました)

 

Tシャツ。割とシックで実用的。

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綺麗、ガラス製。

スーツケースの中で割れそうだから、買わないけど。

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木製のも可愛い。

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え、モノポリー? 

オペラハウス買うのかしら?

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日本製のナノブロックもあります。(笑)

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あー、楽しかった!

さ、ホテルに帰ってチェックインしよっと!