東京、神田神保町は、昔、働いていた会社がここにあったせいで仲良くなった街です。
まぁ、本の街で、本好きな私には楽しい街なので、今でも時どき行ってはうろうろしています。
そんなお気に入りの街の、お気に入りのお寿司やさんを紹介します!
★ 「六法」のコロナ対策はとっても素敵!!
9月の末、久々に出かけた「六法」。
入り口の引き戸を開けると、えーっ!
ものすごく素敵!!! 粋なんですよ〜!!
これ、感染防止対策のパーテーションなんです。
このお店はカウンターしかないんですが、一人ひとりの席をこんな布のパーテーションで分けてあるんですよ。
「このパーテーション、可愛いですね〜」
と声をかけたところ、お店のご主人(?)は、
「どうせ仕切りが必要なら、綺麗な方がいいでしょう」
とおっしゃっていました。
ちょっと目から鱗でした。
パーテーションとかって、「目立たない方が良い」って感じだったのに、私にとってはまさにパラダイムシフトって感じでした。
夫と二人で座ったので、二人の間の仕切りはすぐに上にまくってくれました。
★ お寿司はもちろん最高!
ランチのお値段はこんな感じ。
今回頼んだのは……いや前回も前々回もこれだった気がするんですが、2,200円のだったと思います。
この値段から、ウニが入るので。(笑)
(この上のやつだと、大トロになるようですが、大トロより中トロが好きなの)
どれも美味しかったんですけど、
今回、カツオをたべたら、これがむっちゃ美味しい。
「カツオはおいしくないの食べると、2度と食べたくないっていうくらい酷くて、カツオ嫌いになっちゃうからね。美味しいの出さないとね」
とのこと。
こんなに美味しいのを食べると、もっと好きになります〜!
ちょっとずつ、お話ししながら、お寿司をいただいていきます。
楽しい時間!
アナゴはとろけるよう。
「アナゴは今が一番美味しい時期な上に、これはものすごく柔らかいんだよ」
あまり甘く味付けてないのですが、そこが美味しいんですよぉ〜。
それから、ウニ〜!! バフンウニとムラサキウニの混じった美味しいウニ〜💕
「これは神田値段。銀座なんかでこんなの出したら、この値段では無理だよ」
ええ、ほんとに美味しい! ああ、もう幸せ〜〜。
あ、一緒に出てくるこれもなかなか美味しいんです。
★ コロナで様変わり
今回あれ?と思ったことがありました。
ここのお寿司屋さんは、1貫ずつ握ったものを出してくれて、それを素手で食べる方式だったんですよ。
「付け台」に直接お寿司をおくスタイルですね。
でも、今回は桶で出てきて、それに「お箸は使いますか?」と。
私も、入り口のアルコールとおしぼりで綺麗になってはいるものの、今時ですから、「はい」と答えました。
(箸袋も可愛かった。上の写真にちょろっとだけ写っています。いちいち粋なの)
「コロナのせいで、握った順に少しずつ出すのができなくなっちゃったんですよ。この丸い桶は、配達用のもの」
とのこと。
もともと、出版社が多いこの地域は、夜にお仕事してる人も多くて、配達がかなりあったのだそうです。
その時に使っていた桶だったんですね。
ふう、美味しかった!
お寿司通ではないけど、この美味しくて粋なお店はほんとにおすすめのお店です!
(カードが使えないのが難点ですけど)
◆ すし「六法」
Tel. 03-3291-6879
地下鉄「神保町駅」徒歩1分。