★ 突如、ホテルステイができることに!
うちには13歳になる大型犬がいるんですが、この犬、このところ老いが顕著になってきていて、なんとなく心配していたんですよ。
で、8月末に注射をしてもらう際に、検診もしてもらおうということになり、ついでに病院に併設されているホテルに1泊させることにしました。(その後の体調も見てもらえるし)
さて、それでふと閃いた。
犬もいないんだし、都内のホテルに1泊してこようか、と。
夫はずっと(都内であっても)泊まりに行くのに反対だったんですが、この頃、だいぶ軟化してるし、いけるかも?
と思ったのが、犬を預ける前日(金曜日)。(なんでもっと早く思いつかないかなぁ)
だがしかし、私の行きたいホテルは決まっています。
東京ステーションホテル
これ1択!!
Twiiiterで、はぴこさん(@HappyTravelerwk)が、前のめりさんのブログを紹介されていて、ここの「朝食を食べたい」と呟いていたのが忘れられず……いつか行きたいと思ってたんですよ。
朝、夫に確認したら、
「東京ステーションホテル? ああ……良いけど」
と言うじゃないですか。
でも、明日だと告げると、
「え、この週末、仕事なんだけど」と。
実際、夫の会社は家からよりもホテルからの方が近いので、
「会社? いいのよ、お仕事行って」
と私が言うと、
「いや、パソコンさえあれば、どこでもできる。元々、家でやる予定だった」
とのこと。
というわけで、慌てて前日に予約の運びとなりました。
(東京がGoToできるんだったら、前日予約はむりでしたね〜。これもラッキーと言うべきか)
もちろん、都民割のことなどすっかり頭から抜け落ちていて、久々に「じゃらん」から予約しました。(4,000円のクーポンgetできたし、リクルートポイントも7,500円分あったので)
「素敵なお部屋を選ぶわ〜」というほどの余裕はなくて(前日だし)、「もう泊まれればいいや!」ぐらいの気持ちでございました。
今年のお正月も思ったのに、今回もつくづく思いますよ。(懲りない)
「ご利用は計画的に」よね、まったく。
お正月の顛末はこちら↓
でも、嬉しい!!
★ おおお〜、駅舎なのね〜!
さて、当日。
東京駅に6月にオープンしたグランスタ東京の「近大マグロ」の店で遅めのお昼を食べた後、ホテルに向かいます。
さすがに旅行って感じはないですが、ホテルに泊まると思うだけでもワクワク!
丸の内南口改札を出ると……
このドーム型の天井!
スマホで写真撮ってる人があちこちに。ほんと、東京駅、素敵ですよね。
このドームの中に、こんなドア。「東京ステーションホテル」の名前がありますが、
宿泊者の入り口はここではありません。
宿泊者の入り口に行くには、駅舎を出て右側に。
おわ〜、東京駅の駅舎〜!
入り口は……あのひさしのついてるとこですが、入る前に、せっかくなので、ちょっと離れたとこから撮ってみます〜。(用事があって、来月も東京駅には来るんですけど、なんとなく旅行気分〜。笑)
さて、入り口はココです。
中に入ると、おお、デザインがシックでいいなぁ。こういうの、好きだなぁ。
フロントが見えますね。
アルコールでての消毒と、それから、体温チェックのカメラもあります。
スタッフの方が、すぐに来てくれて、チェックインのあと、部屋に案内してくれます。
このホテルは、東京駅の丸の内南口から北口まで、つまり、駅舎の端から端までガーっと部屋があるんです。
私たちの部屋は、北口側だったので、そこまではかなりの距離が。
それでも、「今、歩いているのは、駅長室の上あたりです」なんてお話をしながら、和やかな感じで案内していただきました。
★ 見どころ満載の「館内ツアーガイド」というパンフ
じつは、チェックインの時に、「館内ツアーガイド」というのをもらったんです。
これによると、東京駅ができたのは1914年、東京ステーションホテルができたのが翌年開業とあります。
え、創業105年?!
2003年に国の重要文化財となり、2015年に創業当時と同じ丸いドーム屋根に復原されて今の姿になったんだそうです。
館内マップには、このホテルの見どころがガッツリ。松本清張がお気に入りだったお部屋の話まで出てきます。
これはホテルの成り立ち。
面白いですねぇ。
これを読んでからホテルを歩き回ると、またちょっと違った感じで楽しめるかと思います。
うーん、これは見るだけでも価値があるなぁ。
★ 駅のドームが見えるちょっとレトロな雰囲気の部屋
泊まったのは、北口ドームのところにある部屋です。
ドアを開けて入っていくと、
ああ、お部屋もシック〜!
ちょっと狭いんですけど、天井の高さがあるせいか、窮屈な感じではないかな。
お、デスク。
夫がノートパソコンで仕事できますね。(笑)
さて、窓の外をみてみると、おお〜っ!
丸の内北口の改札ドームです〜!
下を見ると、こんな感じ。
ドームの周りをぐるっと部屋があるようです。
★ アメニティはいい香りのHistoires de Parfums
それから、洗面所。
私、洗面台とかが素敵だと、とっても気分が上がるんですよ。
日常じゃない感じが好き。
隣りはお風呂。
上からのシャワーと、手持ちシャワーがあって、何より洗い場があるのが嬉しい!
ゆったりした広さがあります。
それから、洗面所の左側はトイレです。
洗面所の入り口にはドアがあるので、お風呂が丸見えでも大丈夫。
あ、トイレのドアは丸見えではありませんよ〜。(笑)
それから、アメニティーですが、Histoires de Parfums(イストワール ドゥ パルファン)というブランドのもの。
私は敏感肌で、あまりホテルのアメニティーは使わないのですが、とても良い香りだったので、少しシャワージェルを使ってみました。
私の肌でも大丈夫だったので、うれしかったです。
このブランドを作ったジェラルド・ギスランという人は調香師で(料理人でも)あるということを、帰って来て調べてみて知りました。それで、いい香りだったのね。
もらってくれば良かった〜。
(アメニティーをもらってくる習慣がないので、思いつかなかった)
それから、あとは大体いつものやつです。
あ、あの黒いヘアバンドはもらってきました。(笑)
旅行に持っていくときなどに、あの太いタオル地のターバン(ヘアバンド)よりコンパクトで便利なんですもの〜。
それから、シンクの下にはドライヤーやタオル類がありました。
★ お部屋の備品もコロナの状況を反映してます
さて、部屋の備品もみていきましょう。
まずはテレビの下から。
左側の引き出し、一番上は、
紅茶、緑茶、ドリップコーヒーなど。
2番目は、
3番目に、コーヒーカップや電気ポット、アイスペールなどが入っていました。
私はネスレとかのコーヒーのカセット入れるやつより、ポットの方が好き。
今回も、丸の内界隈をフラフラして、ノンカフェインのティーバッグを買って来たりして、湯沸かしポットはありがたかったです。
右側には冷蔵庫。
このおみずはサービスで、飲んでもいいもの。他にはなーんもなかった!(笑)
冷凍庫はないので、アイスを買うのはなしだな、と思ったのでした。
ベッド周りには、iPhoneを充電できるやつ(名前を知らない)。
ん? これは、見慣れないタイプ、と思ったけど、私のiPhoneⅩSはちゃんと充電できました。
自分でも持って来てたけど、嬉しい。
それから、ベッドの逆側にはパジャマ。
これは事前に知りたかった〜。持って来ちゃいました。
「じゃらん」の予約詳細に書いてなかったんですよ。
夏物なので、持って来ても薄いからまぁいいんですけどね。
パジャマの横の懐中電灯(常備灯)、LEDのやつなんですけど、これいいな、私も買おうかな。
その下はセーフティーボックス。
それから、デスク上にはUSBの充電や電源のポートがありました、確か。
あ、それから、これは今のコロナの状況だからかと思うんですが、
空気清浄機や、下のように体温計なんかも置かれていました。
体温計なんかは、小さいお子さんがいる家庭では、コロナ下じゃなくてもあると嬉しいですよね。環境が変わると、熱が出たりしますもんね。
ともかく、安心できるサービスですね!
その他、私が嬉しいと思ったのは、スリッパ。
フカフカの使い捨てスリッパでした。
入り口のところのクローゼットには、アイロンやアイロン台など、何日か泊まるなら必要になりそうなものも、もちろん揃っています。
はぁ〜、いいホテル〜!
というわけで、お部屋でお仕事する夫を残して、私は丸の内界隈をフラフラしてきま〜す!!
◆ 東京ステーションホテル
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1
TEL: 03-5220-1111